11月24日稽古報告

 後藤かおりです。久しぶりにブログを書きます。
今日は関東で54年ぶり、11月中の初雪ということで、雪の降る中を首を縮めて稽古場へ向かいました。
関東では年に何度か雪が降ると電車も止まり大事になりますが、雪国に住む皆さんはもうすでに毎日雪かきしているとか。頭が下がります。
 さて、今日の稽古は前半はメンバー主導。「家族という名のゲーム」で演出助手の山縣美礼さんによる野口体操→金魚のワーク。金魚のワークでは、「自分のおなか(丹田)に金魚がいます」という本当にいたら楽しいなと思うようなイメージから、動きが展開していきます。金魚って魚の中でも優雅に泳ぐ魚だと思うのですが(ちなみに私はヒレの大きめの黒い出目金)、それが丹田にいると思うとすっごく不思議な動きが出てきます。これが、マグロとかサバとかサメだったら全然違うだろうなと思いながら、私のおなかは泳いでいました。
あと、彼女の進め方もすごく良かったと思いました。今回も事前に担当するということはなく、その場で担当を決める流れでしたが前回のブログでKEKEくんが書いていましたように、すぐパッと出てくるということは普段から自分の中にあるものを出すようなことでもあり、その上で進め方がいいなと思えたので私も刺激になりました。
 その後、後藤によるインナートレーニング→床トレーニング→発声。床のトレーニングは、昔からよく足にアザをつけてリハーサルをしていたということから、自分の身体と床との関係を考えた時にやっていたトレーニングでした。最近思うことは、このようにメンバーで稽古を行う時に担当メンバーが固定されてきてしまっていることが気になります。私は出たがりなほうなのでよくよくやってしまいますが…ここではカンパニー内の稽古ですし、うまくいかなくてもいい場でもあると思うので、他のメンバーにも率先してやってほしいなと思いました。
 後半は、先週から行っている「声」で動くワーク。先週とはまた別のやり方で行いました。様々な意見を出し合い、繰り返しているとこれまでの稽古から、どんな声・音をだすか。パフォーマーがその声・音をどう受け取るか。そしてどうアウトプットしていくか。ということが見えてきました。この声の稽古は即興のためか結構難しく、声を出しながら、動きながら自分自身を見ているような気もします。自分を裏切るとか、従うというような。
 もう身体が痛いです。「それは身体が喜んでいるんですよ。」というキムさんの言葉を思い出します。
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2016年 11月16日 稽古場レポート

初めての投稿となります、GEROメンバーのKEKEです。
本日の稽古場レポートを担当します。

今日はアップから稽古の後半までメンバーがそれぞれ担当して進めていきました。
これは、事前に話があったわけではなくその場でキムさんから提案があって、この日はその形で進めることになりました。
こういう急な時こそ、普段の稽古を自分のモノとしてちゃんと内側に取り込めているか、ということが問われて来ますね。


というわけで、最初のアップ、ストレッチは後藤かおりさんが、その後の脱力ジャンプは熊谷が担当しました。(挙手制)
メニューとしてはいつものGEROと同じでしたが、担当者が変わることでそれぞれがどのように消化してワークをやっているかが垣間見えたようなような気がします。

休憩を挟んで、発声はKEKEが担当しました。
一通りの基礎発声を終えて、最後に僕がやっている「ミイム」のアップの一部である「百面相」というワークをやりました。
これは骨盤を前後左右に動かしながら、同時に顔の表情も動かして、それによって声がどのように変化していくかを探る稽古です。
キムさんから、この百面相をもう少し続けてみては、と提案がありまして、KEKEディレクションでもう少し続けてみたのですが。

かなりおかしな体勢と声が各自飛び出して、そこは面白かったのですが、単純に前に出てやって、意見をもらうという形にして良かったかなあと今では思います。「様々な体勢で、きれいなだけではなくても魅力的な声を探る機会にしてほしい」のがこのワークの肝だと伝えたのですが、、
が、僕がこの百面相に関して「面白い!」と感じていた部分は本当にそこだったのか・・・
もっと本質的な面白さを膨らませても良かったのではとも思いました。次への課題です。

最後はキムさんがマイクで様々な声を出して、ダンサーがそれに反応して体を動かす、というシーンを色々と形を変えながら試しました。
キムさんの立ち位置や、声とどういう付き合い方をするのか、これはキムさん自身も試したい部分であったので、さまざまな意見が出ました。
言葉にならない音楽的な音と、明瞭な形で聞き取れる言葉に近い部分で、やはり反応する身体が違うことが面白かったです。
関係性で言うと、「声を出すキム」という支配者と「動かされるダンサー」という構図がうまくずれて流れていくことに面白さを感じました。
声を出してみんなを変化させている存在が、逆に声を出すことで脅かされている瞬間など、見ていて可能性を感じる瞬間でもありました。

1つのことと向き合う

11月9日の稽古場レポートは定行夏海が担当します。

今日はあまり大声が出せない稽古場だったこともあり、体や動きのことを中心とした稽古でした。
まずはウォーミングアップに腹筋・体幹を鍛える筋トレ、キムトレの四つん這いでの背中上下・槍が刺さる・波などをした後、どんな動きでも良いから全員でストップとスタートを合わせるというのをしました。

その後、動きを出すために、決めたお題を元にした動きを一直線上でどんどん行っていくというワークを。メンバーから出たお題は「大統領選挙」「ヴァチカン半島の鳥」「ピンク」と様々。
そして出てきた動きの中から1つだけ選び、それを元に即興的になにかをして行くのですが…。なかなかトトトトーンと発展させることが難しいく、あまり没入する(夢中になっている)時間が少なかった、慎重になっていたとの感想がありました。
、悩んでいる空白の時間は見ている人にもよくわかるようです。

ガラッと変わって次は『眺める』ワーク。
この空間に実際にはないものを眺め、鑑賞し、触れて、動かし、ときには動かされることもあるかもしれない。
無いものに触る、移動させるという動きは、以前からGEROの稽古でやっていた『作業』というワークと似ていますが、仕事の動作や日常的な繰り返しの動きから始まった『作業』とは違い、これは眺めることから始まっています。そのため触るまでにも時間がかかったり、触ったときの感触の実感がよりクリアになったりと、動かす時の体を意識するものとはまた違う視点のワークとなりました。
キムさん曰く、動きもだが実感も大事にしていきたい。とのこと。その話の中に「架空の仕草」と言う新たな言葉がでてきていたり…まだまだ遠い発展系がありそうです。

最後に少しだけ声のワークを。
発声のトレーニングはブレスやハミングをメインに音を合わせたり、ぶれないように運ぶことをしました。
そして4人づつ半円形に並び、『家族という名のゲーム』であったオーケストラのシーンの実験として、1つの言葉のみ・1音のみ・1つの文章の文節を1人1つの3パターンを行いました。

今日のGERO稽古はどれも1つのことを自分なりにどうするかを試されているようでした。
その1つが動きだろうと声だろうと、おそらく関わり方に隔たりはないのでしょう。
瞬時にクリアに打ち出せる瞬発力と、見つけたものを見せびらかすくらいのがめつさが今後のGERO稽古でのキーかもしれません!

定行夏海

稽古レポート再開!

2016年11月3日

本日よりGERO通常稽古が再開いたしました!
そして、本日から稽古レポートも再開いたします!
本日担当の菅原理子です。よろしくお願いします。

前半はカラダ中心のウォーミングアップ、まず主に腹筋を鍛える筋トレから始まり、キムトレ(ストレッチ、四つん這いで背中上下、胸に矢が刺さる、股割り)をしました。その後、軽いジャンプから徐々に脱力をしていき、その続きで脱力ジャンプ、途中で制止を入れた脱力ジャンプ。
次に15分間とにかく動き続ける。
カラダのウォーミングアップ最後は歩きながら両手を上げ、両手が上がり切ったら止まりアップし、床まで落ちるを繰り返す、徐々に伸びきったときの形やスピードを変えていくということをしました。
休憩を挟んだ後にボイストレーニング、息を吸う吐く、アクビをする時のように喉を開きながら音を出す。このとき頭の後ろから遠くに声を投げるような感覚で発声するのがポイントです。
次に声の高さを変えながら、身体の動きも連動させていき、無声音にしたり有声音にするなどの変化もつけていく。最後に上記のインプロを一人ずつ前に出てリレー形式で行ないました。

久しぶりに通常稽古でキムトレをし、体力が少し落ちていたので基礎体力のトレーニングの重要性を改めて感じました。また、後半の声と身体を使うインプロでは、前に出るときの思い切りのよさと、周りの人に関わりすぎない自分勝手さが必要だったと個人的に反省しております。

GEROの稽古では声と身体の関係性を探るために試行錯誤しながら行なうため、反省を活かしつつ新たな発見をしていけたらいいなと思います!
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