焼石に水

今回、週に1度創作物をインスタグラムにアップするという企画ですが、最初はアカペラで何かしら歌っていて、ネタが尽きた後は、過去の音源をアップするなどして終了しました。今になって思えば、即興で歌うとか楽器を演奏するなどの音楽的に突っ込んだアプローチをすればよかったかもと思いました。基本的に僕は毎晩何かしら音楽作業をしているので、音源のストックに困るということはないのですが、ただ単にアップするだけだと自分のモチベーションが今一つ萎える感じがあったので、改めてチャレンジしていくこと、デジタルも良いのですがアナログ(生音)の面白さを出していけたらと思っています。
ブログサムネ用健
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『心のまにまに製作してみた』

こんばんは👋🏻金曜日担当の青沼沙季です。
今日は2ヶ月投稿の振り返りをします。
私は自分の世界に没頭することが好きなので、インスタで自由に物作りをする時間はこれまでのGERO活動の中で一番伸び伸びできたのではないか、と感じています🧘🏻‍♀💭生みの苦しみや、ちゃんとやらなきゃという邪念はあったので、自由人への道のりは長そうですね。頑張ります。普段は身体を使った活動をしているので、動きが思い浮かぶことも多かったのですが、今回はそれは無しと制限を設けてみました。これからも新たな引き出しを見つけていけるように、取り組んでいきます!引き続き温かい目でご覧くださいませ😸
ブログサムネ沙季

「シャシもじ」2ヶ月を経て・・

【『しゃしモジ』総集編】
月曜日担当のKEKEです。アフターエフェクトという動画編集ソフトを使って、写真や動画を文字で表現する作品を作ってきました。
あまり複雑すぎる動きだと技術力が足らず表現できないですが、かといって単純すぎる構図だとつまらないので、その塩梅が難しかったです。一見すると割と手間がかかっているように見えますが、実はアフターエフェクトの基本中の基本の技術しか使っていないのでそんなに複雑な事はしていません。今回の企画では「とにかく続ける事」を主目的にしていたので、一つ一つの作品はもっとこだわる事もできましたが、ある程度のところで止めていました。これをきっかけに改めてアフターエフェクトの本を読み返したりして、自分の技術を見つめ直すきっかけにできました。風景を文字という別の素材で捉え直す事で、また普段の風景が違った角度で捉えられるような感覚になれたら良いかなと思っています。
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ブログ用サムネ

話を聞かせて。

今日は一層、寒かったですね。
今日の日誌を書きます、鈴木淳です。よろしくお願いします。

外は首が縮こまるような風でした。
アップで冷えた体を温めます。
2〜3人のチームで、もつれるように群れて、その群はカミからシモへ、シモからカミへ渡ります。
群の中ではお互いの手足身体の隙間に、お互いのそれを滑りこませ、
しかし決して接触しないまま、すれすれにすれ違いながら。

次に群は解体され、たまたま出会った数人ですれ違いを繰り返します。
或いは1人で。私は私ともすれ違う。

今日のメインワークは、会話でした。

椅子に座って日常会話。二人で。三人で。立ち話で。
テーマはすれ違いです。
話し手が綴るタイの旅行記も、ボーリングに行った懇親会も、日常たわいもない話も、聞き手は興味を持って聞くのですが、相槌や返答が、そして身体が一致しないのです。
考えてみると、普段でもこんなことは起こり得ます。しかしステージで行われると不条理です。そして不条理が積み重なると、何か一層深まった空気が現れる気がします。
すれ違い、噛み合わない会話。会話に噛み合わない、ズレた身体が置かれる。それでも会話は続きます。
稽古で試し繰り返された会話の末、手応えがありました。日常から非日常までは、歩いていけるところにあるかのようです。

今日はこの辺りで。ではまた。

ドナドナドナドナ

こんにちは。
熊谷理沙です。
12月12日、師走の稽古あれこれを綴ります。

この日、まずはだらけた身体を軽く弾ませました。
細胞ひとつひとつが冬眠に入ろうとするこの季節にあちらへこちらへと飛び回るのです。
はたから見たら酔っぱらいが超激しく酔っぱらっているみたいな風貌ですが、ある意味それにすごく近い身体になっているかもしれません。
そこに自分の意思はありません。脳を介さずにただただ身体が正直に思うがままに動いていく。
アンドレ・ブルトンの自動筆記ってきっとこんな感じだと思っているのですが、どうでしょう。

さて、その身体に意思を置きます。
左右の肩と腰を点と点でつなぎ四角い面でつなぎ動くのです。
これがなかなか、自分の身体というものは言うことを聞かないもので、水平に垂直に面を動かすというのはなかなか難しいものです。
その点を少し揺らしてみたり、捻ってみたり、引き剥がしてみたりくっつけてみたり、ひっくり返してみたり。
自分の意思なのか、身体が勝手にそうなるのか、まさに酔いそうな感覚のなか動いていくことで生まれる動きもあるのです。自分の身体なのになんだこれ。

声も身体の一部ですが、声にも自分が知らないような材質、素材のものだってごろごろあります。
いや、本当は知らないことないのですが、気づいていないだけですね。
ひとつの身体で色んな絵が描けるように、声でだって色んな絵が描けるのです。
この日は横一直線で並びで各々の声を出していくということをやりましたが、声が重なりあい、響きあい、色んな作用をすることでそこにはない風景が生まれたりもしました。
ジャングルや工場、たまたま電車で隣り合った人、恋人同士の部屋。

声といえば、この日はメンバーの八木光太郎が一部ワークをしてくれました。
なんの変哲もない文章を読み上げるところから始まりそこから八木くんの着色が加わっていくのですが、声の質感が変わると見ている方に伝わってくるものまでまったく違いますね。

ぜひ、以下を声に出して、色んな声の質感で言ってみてください。

ドナドナドナドナ

では。